銅賞受賞! 修正
青でご指摘いただいた
レイアウト (まだ、時間がないので保留)
ポップオーバーを閉じるは実装しました。
修正版 1.1のファイルリンクです。
https://www.dropbox.com/s/gba6awduspj1nir/100masu.fmp12?dl=0
レイアウトのアイディアやその他アイディア コラボなど何かあればお気軽にお問い合わせください! 返事が遅れたらすみません。
FileMaker選手権2020にエントリーしました。
roroです。アプリケーションはおそらく最終的に選手権のサイトにアップロードされると思います。もし、それ以前に利用してみたい、やってみたい方はフォームから連絡してください。
この記事では、アプリの説明をします。
「100masu&100wari」とは
ファイルメーカーのインストール方法・ダウンロード方法
動画でインストール方法とダウンロード方法を解説してあります。
やり方の動画
主な特徴は
- 20ますと100ます両方に対応しているので、集中力がまだない小学生や幼稚園から大人まで幅広い年齢に対応できます。
- タイマー機能がついています。時間を意識することが100 ますでは大切ですが、自動で計測ストップすることができます。
- 100マスに特化したキーボードを使うことで、iPadに慣れていない方でも入力を簡単にしました。
- 自動採点で負担を軽減しております。
- 百割計算まで対応しているので、百ます計算で2分以内の方はチャレンジすることができます。
単純に100ます計算をするアプリです。
Googleで「100ます計算」と調べると、
・プリント形式 ・エクセル形式で印刷 ・iPhone、Androidアプリ
があります。いくつか100 ますのアプリを試しましたが、一番良さそうなのは、下記のアプリです。be-styleさんが作られているのがレビューも高いです。それを比較対象としました。
比較まとめ
100masu and 100wari | 紙 | エクセル | be-styleさん | |
問題作成 | ○自動 | ×購入か 印刷 | ▲ 印刷が必要 | ○ 自動 |
採点 | ○自動 | ×手動 | ×手動 | ○自動 ▲正解しないと次に進めない。 |
タイマー | ○自動 | ×手動 | ×手動 | ○解答中は非表示 |
20ます対応 | ◎ | ▲一部 | ▲ | × |
百割計算 | ○ | ○ | ○ | × |
紙 | ▲ | ○ | ○ | × |
PC | ▲FileMakerのインストール必要(有料) | × | × | × |
スマホ | ○iOS FileMaker go (無料)のインストール ×Android | × | × マクロ付きエクセルは厳しいのでは。 | ◎iOS Android両方あり |
全国ランキング | ▲自分やiPad内でのランキングのみ | × | × | ◎素晴らしい |
マルチユーザー | 何人もユーザを追加できる | × | × | ×一人のみ |
紙と比較したデメリット:
・手書きの方が早い。
→しかし、ネット上では紙の100ます計算のデメリットの一つとしては早く解こうとして計算の字が汚くなりミスが増えたり、実際の算数のテストでも字が汚くなりやすくなるとも言われてます。
また、女子生徒で字を綺麗に書こうと意識するあまり時間がかかる生徒もいます。タブレット入力だとそのような心配もありません。
特徴
元々私が開発し学習塾で運用していた「100マス計算を個人バージョン」で自宅で練習できるように今回改良しました。塾用バージョンとの違いは下記をご覧ください。
- カウントアップタイマーの実装→ゲーム制
- カレンダーヒートマップによる→達成感
- タイムライン表示→例えば家族などで実施している人がわかるようになる。
for 学習塾との違い
- 学年別、学校別など各種比較が可能
- 塾内のルールに合わせて各種運用が可能
→授業に入る前のウォーミングアップで必ず実施することが可能。特定の時間をクリアーすることで月内は実施免除機能など。実施をサボる生徒にはポイントを減らすなど。
共通する機能
- ステージ制の導入
→通常の100ます計算だと自分の好きな計算記号に集中してしまいます。ほとんどの方が「たし算」を選びます。また計算が苦手な生徒だと100ますを解くだけで10分以上かかる場合もあり、集中力が持ちません。ステージを設定することで「20ます計算」から段階的にステップアップすることができました。 - ポイント制の導入
→塾内ではステージの昇格・降格でポイントが増減します。ポイントを使って自分の好きなものと交換できます。self版もポイントは残しています。家族でルールを決めて運用してください。
百割計算の作成しました!
陰山先生は100ます計算を2分切れば、百割計算挑戦するように仰っています。最初は20分かかることもあるそうです。
小学生で5分 中学生で2分が最終目標だそうです。
あまり計算なので繰り下がりができる必要があり、今までの+-×÷の複合練習ができます。
Q&A
百ます計算ができれば全ての点数が上がる?
上の動画で影山先生が算数以外、国語
・脳力(≒知能指数)が上がった
・簡単なことをしている方が脳が動く (100ます・音読)
ここで大事なこと
・毎日同じ時間にやる
・できれば1日2回ぐらいやる(朝・夜)
・タイムは必ず計り、できれば複数人で。(兄弟・家族)
タイムは最大二週間で半分になる
・目当てを持ってやる
・記録はグラフにして向上をほめてもらう。
勉強というのは、集中する 突き抜け現象
ファイルの完全アクセス権について
ユーザーアカウントで選手権には出しました。完全アクセス権を希望の方はフォームなどで連絡ください。ミスやバグやもっとこうした方がいい、カスタマイズしたい・どうなっているか知りたい方などお気軽に連絡ください。初めて選手権に出しますし、今までは自社でしか運用していないので外部に出した経験もありません。
百ます計算を知らない、目的は?
- 算数が苦手な生徒は計算力が弱い。
- 特に足し算が基本中の基本
- 掛け算が苦手な生徒のほとんどは足し算が弱い。
- 足し算が瞬間的にできないといけない。
百ます計算の効果は?
私の実感では
- 計算基礎力の向上
- スピードの向上
- 頭の中で計算できる力
- 脳の準備運動=授業に集中できる
特に私は計算もそこそこ早く、タイムは伸びないのですが、脳の準備運動になると非常に思います。(開発で毎日何度も解いて( ̄◇ ̄;))本には最大25%脳が活性化すると。
本当に効果があるの?
- →約20年経過を見ていますが、成績が伸びない原因が分かります。単純な足し算のため、生徒の比較がしやすいです。
- 単純に計算スピードが遅いのか
- 計算ミスが多いだけか
- 集中力がないか
同じ計算スピードでミスもない生徒達で点数や学力が違うと、文章題に問題がないか分析もできます。
私が塾講師をしていた時(約20年前)の話です。
- 塾の授業中は理解できるが、テストでできない生徒がいました。
- また、同じ講師で同じ教材を使っているのに、生徒によって伸びが違う生徒も。
ご存知のように、生徒ひとりひとりの学力が違うからです。
特に計算力、集中力が大きく違います。
そのような問題を解決できたのが、「100ます計算」です。
授業のはじめに生徒と毎回勝負をしていました。
私に勝つと、◯◯を秘密にあげていました。
当然生徒はやる気になるので、
計算力が増し、計算ミスが減り、問題を解くスピードが上がり、
授業で進む範囲も増え、学校のテストでも成果が出ました。
また、授業のはじめにすることで、生徒の集中力も増しました。
スポーツで言えば、ウォーミングアップやストレッチに近いと思います。
教室長時代は一部の生徒へ百ます計算実施
主に数学が平均点前後の生徒や小学生に計算力を確認するために実施していました。
講師の先生にもお願いして、授業の始まる前に実施していました。
10人いれば、3〜4名ぐらいの先生は真面目に取り組んでいたただき、
結果が出ました。
しかし、人にお願いするというのは欠点があります。
- 長続きしにくい
- 採点が手間
- 講師と生徒が馴れ合いになり、いつのまにかしなくなる。
- プリントを用意するのが面倒など・・・
百ます計算をするだけでも難しいのが個別指導の現状です。
また、教室長が変わりますし、講師も大学の卒業などで変わり、
いつのまにか無くなってしまいます。
教材置き場の片隅に百ます計算のプリントがホコリ被って見つかると思います。
今回は今までの弱点を解決して、
自動で行えるように、市販のアプリなど見ましたがなかなかいいのがなく、
自作しました。
おまけ 百ます計算だけでない陰山メソッド
https://ja.wikipedia.org/wiki/陰山英男
からの抜粋です。
「百ます計算」ばかりがメディアでは注目される結果となったが、
陰山の教育法の根底にあるのは「基礎的な生活習慣を身につけさせること」と「反復練習」であり、「百ます計算」は後者の一部に過ぎない。
隂山メソッドの主な特徴
•朝食は必ず摂らせる。米飯食が望ましい(腹持ちが良い為)。朝食を摂らせないことは虐待と同じと言い切る。
•遅くとも22時には就寝させ、テレビは出来るだけ見せない。
•深夜まで塾などで勉強させることは推奨しない。
•勉強には集中力が必要。長く勉強しても効果はない。
•勉強に集中するためには睡眠が不可欠。睡眠時間の短い子には正答率が低い傾向が見られるが、逆に長すぎても正答率が低い傾向にある。
その他優れている教材
たまたま「100ます計算」のキーワードに引っかかった教材です。
端的に言うと、お父さんが「我が子のため」に作った教材 です。算数が好きなお父さんが「百ます計算」で有名な陰山先生の講演を聞き、「反復継続するタイムアタック」は計算力だけでなく、「勉強に対する集中力」を鍛えることができるということを教えて頂きました。
ところが、娘に「百ます計算」をやらせてみると100か所の丸つけが大変で、「何か改良出来ないかな?」と考え、「けいさんピラミッド」というセルフチェックが出来る手作りドリルを作りました。相模原市内の娘の通っていた塾に持ち込んでみたところ、ぜひ採用したいと言われ、制作・納入を続けており、他塾にも採用が広がっております。
集中力を鍛える、丸つけが大変という箇所に私も大変共感しました。私は算数が得意ではないので、専門的な立場でプログラムを作れず、あくまでも塾の先生の経験を生かしてどうしたら主体的にやってもらえるかを考えて作成しました。
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